メインページへ            農薬に対する考え方



 ●メインページへ

 ●広島米 Hiroshima's Rice
   …広島米おいしさの秘密
   …広島米販売品種一覧
   …広島米のご注文について
   …農薬に対する考え方
   …お米の試食・食味測定について
   …Q&A(お米編)
   …実店舗の紹介
   …久田屋安心の保証制度

 ●手作り弁当 Handmade Lunch box
   …お店の紹介・弁当メニュー
   …特注弁当について

 ●当店スタッフの紹介

 ●マスコミ取材

 ●特定商取引に関する法律に
   基づく表記


 ●ご感想・お問い合せ

 ●サイトマップ

 ■お客様情報の取り扱いについて
  お客様からいただいた個人情報
  (お名前、メールアドレス、住所、
  電話番号、注文情報など)は正当
  な理由がある場合をのぞき、個人
  識別が可能な状態で第三者には
  一切提供致しません。




 有限会社久田屋
 〒732-0016
 広島市東区戸坂出江2-3-19
 TEL 082-229-2221
 FAX 082-229-2339
 mail@hisataya.com


  当サイトはリンクフリーです


    ショッピングカートはSSLに対応。安心してお買い物を楽しんで頂けます。
 当店のショッピングカートは、SSLによる
 通信の暗号化に対応したカートを使用
 しています。SSL通信中はウェブサーバ
 とあなたのブラウザの間は最高レベルの
 暗号化によって、第三者からの盗聴・改
 ざん・成りすまし等から保護されます。


  当店が米を仕入れる際に最も気を使っていることのひとつが農薬の使用回数・使用目的など
  米に対しての安全性です。
  その安全性の高い米を作るには農薬を一切使用しない無農薬栽培を行えばいいのですが、農
  薬を使用せず米が病害虫などの被害に遭うと米の品質・出来高(収量)・食味等にかなり影響が
  でるため、無農薬栽培を行うことは現実的にはかなり難しいものです。

  当店で考える無農薬の基準とは、
   @無農薬栽培している田の上流の田で一切農薬を使用していないこと
   A隣接した田で一切農薬を使用していないこと
   B以上の条件をクリアした田で無農薬栽培を3年以上行っていること
  この三つの条件を満たしてはじめて無農薬栽培だといえます。

  米を無農薬で栽培するには、かなりの手間と労力が必要であり、米作りを専業で真剣に行える生
  産者でさえ難しいものです。
  1反(300坪)位の田なら無農薬で栽培するのは可能でしようが、1町(3000坪)、2町(6000坪)
  の田で無農薬栽培を行うことは100%不可能です。
  それに、新潟県魚沼郡などのようにヘリコプター等による農薬の空中散布を行うような所では無農
  薬・低農薬栽培はかなり難しいと思われます。

  実際、無農薬米と呼べる本物は数量もごく僅かで、それを探し仕入れることは大変難しいことです。
  また、価格もかなり高めです。そのため当店では無農薬に近い、農薬を極力おさえた低農薬と呼べ
  る米を中心に仕入れ販売しています。
  無農薬米は、必ず美味しいとは限りません。ただ普通の米に比べ少し安全性が高いだけです。
  当店で販売するお米は、農薬を少し使用してはいますが、味に関してはどこにも負けない自信があ
  ります。
  当店の契約農家には、品質・食味の低下を防ぐためにも無農薬栽培はあまり勧めていません。

  当店の考える低農薬米の基準とは?
   @除草剤の使用は毒性の極めて低いものを1〜2種類まで
   A稲の病気予防にはその都度、毒性の低いものを必要最低量散布
   B害虫防除に関してもAと同様
    @ABの使用が10回(成分)以内のものを一応低農薬栽培と認めています。

  広島県・島根県での農薬使用の慣行レベルは、「使用回数21回(成分)」となっています。

  当店では、以上のような基準を守っていただける生産者の米だけを扱っています。
  ただ、米作りは自然相手ですので、病害虫の発生状況により毎年農薬の使用量は増減します。
  病害虫の発生が極端に多い年の場合は基準量を超える場合もあります。


  輸入農産物だけでなく、国産の農薬汚染が発覚した。農業生産に農薬は欠かせない。
  家庭菜園などでも、菜の花類は害虫によって芯まで食べ尽くされる。パセリやシソまで虫の付かない
  野菜などない。仮に農薬がなかったら安定生産もできず、店頭は虫食い農産物だらけになるだろう。
  しかし、いくら規定量内の使用ならば安全とはいっても、農薬で虫も寄らない、農産物は食べたくない、
  と考える気持ちも理解できる。
  使用量の規定は「この量ならば人体に影響がないであろう」という水準を示すもので、毒性を否定して
  いるものではない。アレルギーなど個人差があるように、体質によって毒性の許容量も異なるため、
  決して人体に安全とは言い切れない。
  某農薬メーカーの試験生産米が手元にあるが、何と二年たっても虫が湧かない。
  生きた米には必ず虫が付く。
  このように農薬漬けで虫も生きられないコメなど怖くて食べられない。
  こうした農薬不安に対処するには、消費者が農産物生産の現実を認識し、少しの不揃いや虫食い、
  若干の変色などは天産物に当然の現象と受け止められる意識改革が必要だ。
  虫が付くのも、いわば人間も安心して食べられることの証明と理解してこそ、農薬の使用も減少する
  だろう。(孝)
                              (商経アドバイスH14.9/5号より抜粋)




本サイトの文章及び写真を許可なく複製することを禁じます     Copyright (C) 2000-2022 HISATAYA. All Right Reserved.